犬にも塩分が必要な理由とは?1日の必要量はどれくらい?


犬を飼っていると、
「犬に人間の食べ物は与えてはいけない!塩分が高すぎるから」
という話をよく聞くと思います。




しかし、それは「人間の食べ物の塩分が高すぎる」
ということであって、犬にとって塩分が毒になるというわけではありません。

塩分は犬にも必要な栄養素です。
塩分を全く与えないと、逆に体調不良になってしまいます。
塩分には健康維持の役割もあります。


そこで犬が1日に必要な塩分摂取量はどれくらいか。
また、塩分が少なすぎたり、多すぎるとどのような影響があるのか?
今回は犬の1日の塩分必要量についてお話をしようと思います。

特に自分で犬のご飯を手作りしている方にとっては塩分の調整は
健康に直接影響があるのでぜひご覧いただきたいと思います。




塩分は健康には欠かせない




一般的には塩分は体に良くないというイメージがあるので、
悪者のような存在になっていますが、健康のためには必要不可欠です。
なので健康で生きていくためには塩分が必要なのです。

僕自身も意識して塩分は摂取しています。
例えば朝食には味噌汁を飲むことで塩分を摂取しています。


以前は味噌汁なんて・・と飲む気がありませんでしたが、
いつもお世話になっている病院の先生に、
「味噌汁はインスタントでもいいから毎日摂ってね」と
言われてから意識して飲むようになりました。

味噌汁は体を温める効果はもちろんあるのですが、
それ以上に頭をスッキリさせてくれます。

オンとオフの切り替えがスパッとできるので、味噌汁を飲んだ時は
朝から体調が良いし、頭も冴えわたります。塩分の力恐るべし。

他にも僕はランニングが毎日の日課なのですが、運動後には必ず
ポカリスエットを飲むことで塩分を摂ります。

特に夏場の運動は汗を物凄くかくので、水分補給をしないと
命の危険がありますからね。

水だと体に浸透するのに時間がかかるけど、ポカリスエットだと全然違う。

僕はポカリスエットを飲む時は、水で薄めてから飲むようにしています。
原液のままだと味が濃いし、甘すぎるからです。

では具体的に塩分にはどのような役割があるかを話していきたいと思います。




塩分には細胞の電気信号を伝達する役割がある




まず前提として、人間や犬などの生物は細胞の電気信号の伝達がなければ
生きていくことができません。

電気信号を簡単に説明すると脳からの指令のことです。

僕たち人間の体には脳から電気が流れていて、
その電気によって手足を動かすなどの行動をしているのですが、
そのためには塩分が欠かせない役割を果たしてくれています。


例えば人と話したり、走ったり、ご飯を食べることも全て脳からの
電気信号によって動いているのです。

なぜ電気信号がないと生物は生きていけないのかというと、
情報の伝達は電流を通して行われるのですが、うまく行かない場合には
神経の情報伝達や心臓の収縮に影響が出るからです。

そして情報伝達をする上で重要な役割を果たしているのが、
ナトリウムとカリウム。つまり塩分です。
ナトリウムとカリウムのバランスを取ることが電気信号の伝達に重要です。

塩分にはその大切なバランスを取る役割があります。
その他にも栄養の吸収や運搬など体に欠かせない存在と言えます。




浸透圧を調整する役割




浸透圧を普段意識して生活することはまずないと思います。
浸透圧を一言でいうと、濃度を一定にするために水分が移動する力です。

つまり塩分に含まれるナトリウムは、カリウムと一緒に水分のバランスを維持したり浸透圧を調整する役割があります。

水を飲みすぎると水中毒になりますが、これには浸透圧が関わっています。
大量の水を摂取して浸透圧が低下した結果、赤血球が膨らんで貧血を起こすのが水中毒の症状です。

浸透圧の調整は水と塩分に含まれるナトリウムで行なっているので、
塩分を摂取することは赤血球の破壊を防ぐことにもなります。




犬が1日に必要な塩分の必要量は?




まず結論から話すと犬の1日に必要なナトリウム摂取量は、
成犬であれば体重1kgあたり50mgになります。

ナトリウムとは、塩である塩化ナトリウムに含まれる栄養素の1つです。
これを塩分、塩に換算すると、127mgになります。
体重10kgの犬であれば、1270mg、
つまり1日で1.27gの塩分が必要です。




グラムで言われてもパッと出ないと思います。具体的には、ロースハム薄切り2枚半で1.25g、ちくわ2本で1gくらいです。

体重10kgの犬であれば、
このくらい塩分のあるものを与えるのが良いです。




しかし、基本的なドッグフードには
犬に必要な塩分量が入っているので、
ドッグフードを与えていれば塩分不足にはなりません。

逆に、普段ドッグフードを与えているのに加えて、
塩分の高い人間の食べ物を食べさせると、塩分過多になってしまいます。
これが、犬に人間の食べ物を与えてはいけないと言われる理由なんです。

普段はドッグフードだけで必要な塩分は摂取できますので、
特別に塩分を与える必要はありません。




犬の塩分摂取には飼い主の助けが必要




犬は基本的に汗をかきません。
人間は汗をかくことで、塩分を体の外に出すことができますが、
犬は汗をかかないので塩分を排出できないのです。

舌を出してハアハアしている時は、水分しか発していません。
つまり犬が塩分を体の外に出す方法は、尿しかないのです




犬は野生で生活している時には、塩分を効率よくとることができました。

その理由は、塩分に含まれるナトリウムは、土にも含まれているからです。

ナトリウムが不足していると体が感じた際には、
土を舐めたりしてナトリウムを摂取することができました。

しかし、現在の犬は部屋飼いが多く、
散歩をしていても公園くらいしか土がある場所がないので、ナトリウムを自らの意思で摂取することが難しいです。

さらに土を舐めると飼い主がびっくりしてしまい、強制的にやめさせてしまったりすることもナトリウムを自分で摂りづらくなる要因です。

そのため、飼い主が塩分の摂取量を調節してあげる必要があります。

基本的にはドッグフードを与えていれば大丈夫ですが、
飼い主さんが自分で作っている場合は、ハムやちくわなどを少し入れてあげて、塩分を調節してあげるといいでしょう。




塩分摂取量が少ないとどうなる?




犬は塩味に対して鈍感と言われています。
そのため、自分で塩分をどれだけとったのか、犬自身で計測することはできません。なので飼い主がコントロールしてあげる必要があります。




「塩分は犬に良くないから」と塩分をカットしすぎると、
重要な栄養素である「ナトリウム」が不足し、
「低ナトリウム血症」という病気にかかってしまいます。




この低ナトリウム血症にかかると、どういう症状が出るかと言いますと、
おしっこの色が濃い黄色になります。

また、軽い嘔吐や下痢をしただけで、動けなくなるほどに体が弱ってしまいます。症状がひどいと、意識がはっきりしなくなり、
飼い主が声をかけても反応しないなどぼんやりする状態が続きます。
痙攣をしたり、昏睡する場合もあり、非常に危険です。

このような症状が出ている場合、低ナトリウム血症にかかっている可能性があります。すぐに動物病院へ行って、治療をお願いしましょう。




塩分の取りすぎで出る症状とは?




逆に塩分を摂りすぎると、犬は塩分を薄めようとして
水をたくさん飲む症状がみられます。

その結果として血液も多くなり、血圧が上がり、
心臓に負荷がかかってしまいます。
要は、心臓病にかかりやすくなるのです。

散歩に行くとすぐにしんどそうにする、
辛そうな呼吸をするなどの症状があれば心臓に負荷がかかっている証拠です。

塩分の取りすぎが心臓に悪いのは事実です。

それから、犬がうっかり塩を舐めてしまった、あるいは人間の食べ物を食べてしまった、という場合でも慌てなくて大丈夫です。

少し塩分を摂りすぎてしまっても、すぐに悪影響が出るものではありません。恒常的な塩分の取りすぎが悪影響を及ぼすのです。

一時的に塩分を摂りすぎても、すぐに心臓に負荷がかかるわけではありませんので、心配する必要はありません。




健康的に見えて実は塩分量が多い食材




パン




パンは食べてもしょっぱいなと感じることはないと思いますが、
実は塩分が使われています。

食パン1切れで0.8グラム、
ロールパン2個でも0.8グラムの塩分が入っています。
犬に必要な塩分量からすると多く含まれていますね。




コンソメ




スープに使ったりと使用頻度が高いコンソメも塩分は多く含まれています。
キューブタイプのもの1個で2.4グラムの塩分が含まれています。

ヘルシーなイメージがありますが塩分量はかなり多いです。




チーズ




特にナチュラルチーズ場合には、製造過程で食塩を加えます。
もし料理に使うときには塩分量が少ないクリームチーズや、
カッテージチーズ、モッツアレラチーズが良いです。




サラダチキン




コンビニでも売られているサラダチキン。
とても健康に良さそうなイメージですが、当然塩分も含まれています。

サラダチキンは約2グラムの塩分が含まれています。
どうしても食べさせてあげたいけど塩分が気になるというときには、
身を割いて、水に浸しておくと多少塩分を抑えることができるようです。

ただし、浸しすぎると味も落ちてしまうこともあるので、
時間の調整が必要ですね。




犬と塩分についてのまとめ




人間と同様、犬も塩分を必要としていますが、
あまり深刻に心配しすぎることはありません。

ドッグフードをきちんと適切な量を与えていれば、
犬に適切な量の塩分を与えてくれます。

自分でご飯を作る場合は、体重に合わせて塩分をきちんと与えるようにすれば、何の問題もありません。
塩分は適量を与えて、犬が健康に生活できるようにしましょう。







塩分は体調に影響を与えるので夏バテにもつながります。
犬の夏バテの対策の記事はこちらです。
→犬も夏バテになる!?夏バテの対策にはどんな食事が良いの?




塩分が少ないことは低ナトリウム症を引き起こすと書きましたが、
そのほかにも犬は低血糖症という病気にかかりやすいです。
→犬の低血糖の原因と対処法とは?



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