犬の外耳炎の症状は長引く?外耳炎予防にしつけが必要な理由とは?

こんにちは。
ゆっきーです。

今日は犬の病気である外耳炎について
書いていきたいと思います。

犬の外耳炎は犬の病気の中でも
特に多い病気です。

「犬が首をやたらと掻いているけど
どうしたのかな?」

こんな悩みを持った飼い主さんはいませんか?
実は外耳炎かもしれません。

外耳炎は気が狂いそうなほど痒いし、
耳だれは出るし、ぶり返す傾向が見られます。

犬は「痛い」「痒い」と言えないので
飼い主が気づくしかありません。

今回の記事では外耳炎の様々な症状や、
予防方法までをご紹介します

犬の耳の構造と機能について

外耳炎などの耳の病気を知る上で、
まずは耳の構造について話したいと思います。

耳は大きく5つに分けられます。

・耳介(耳たぶ)
・外耳
・鼓膜
・中耳
・内耳

耳介は音波を集めて、耳道につたえる役割があります。
耳介を動かすことで喜怒哀楽の感情を
周りに伝える事ができるので、飼い主との
コミュニケーションに重要な役割を果たしています。

外耳は耳道の中の鼓膜の手前までのことです。
犬の外耳道はL字型になっていて、
耳介から下に向かう耳道を垂直耳道、
そこから鼓膜に向かって内側に走る耳道を
水平耳道と言います。

外耳に分布する分泌腺は皮脂腺や耳垢腺と
呼ばれていて耳垢を作ります。
耳垢は外耳を保護したり、鼓膜を湿らせたり、
しなやさを保つ働きをしています。

耳垢は上皮移行という機能によって
鼓膜付近から耳の入り口へ向かって排出され
新しく分泌する耳垢と常に入れ替わっています。

鼓膜は外耳と中耳を分ける役割を持つ
半透明な膜です。

外耳に集められた音波を振動に変え、
内耳へ伝えます。
聴覚の中で外耳と中耳は電音部、
内耳は感音部と表現されます。

内耳は、耳に関する情報を脳に伝え、
静止時や動いている時の平衡感覚を司ります。
内耳に問題が生じた場合には、
ふらつきや斜頸、神経症状が起こります。

犬の外耳炎とは?

犬の外耳炎とは、外耳という耳の中でも、
鼓膜の手前の場所に炎症が起きることです。

犬の場合にはかゆみや臭い、発赤、耳の汚れなどで
気づく事が多いです。

外耳炎には原因は複数あり、
いくつかの原因が組み合わさる事で
病状を複雑にしたり、長期化することも
あります。

犬の外耳炎の症状とは?

外耳炎の症状は、耳の様子・
耳垢・臭い・犬の仕草で気づくことができます。

耳の様子

耳をざっと見て、
・色が健康なピンク色か
・傷はないか
・ジュクジュク水っぽくないか
・できものやしこりはないか・・・
に注意しましょう。

重症の時は、耳だれや
血が出てくることもあります。

しこりは他の病気の可能性もありますが、
外耳炎の場合、耳垢を作る管がつまり、
腫れたものがしこりに
なってしまうそうです。

考えただけで辛そうですね。 

耳垢

耳垢は大切なバロメーターです。
普通の犬はあまり耳垢が出ず、
出ても白く無臭でかさかさしています。
ねっとりしている
・色が黄色や黒っぽくなる
・量が増えるのが外耳炎です。

黄色~茶色の場合、真菌や細菌の感染。
黒っぽい場合、耳ダニがいる
可能性があります。

耳の臭い

健康な時、耳の中は気になるほど臭いません。
私の経験では、犬の外耳炎は
膿や耳だれで独特の臭いがします。

いかにも蒸れたような、
すっぱくてキツい臭いです。
いつもの臭いと違うなと思ったら、
まず外耳炎を疑いましょう。

仕草

外耳炎はまず痒みが強く出るので、
頻繁に頭を振ったり耳を掻いたり、
床に耳をこすりつけたり
するようになります。

耳を触るのをイヤがるのも特徴です。
また、耳の中が気持ち悪いので
憂鬱そうな表情も増えます。

犬の外耳炎を引き起こす原因は?

犬が外耳炎になる原因になるものを
あげていきますが、結構数があります。

・アレルギー性疾患
・内分泌疾患
・分泌腺の問題
・異物
・感染性疾患
・免疫介在性疾患
・自己免疫性疾患
・角化障害
・微生物、寄生虫やウイルス

また、二次的原因として細菌や
薬剤に対する反応や耳掃除のやりすぎも
外耳炎の原因になります。

書いてみるとたくさんあるので、
複数の原因が絡み合って外耳炎の症状は
完治するまでに長期化してしまう
可能性があります。

外耳炎にかかりやすい犬種とは?

外耳炎にかかりやすい犬の特徴は・・・

  • アトピーを持っている
  • 食物アレルギーがある
  • 垂れ耳である

大きく分けてこの3つがあります。

知り合いのトリマーさんに聞いたところ、
一度治ってもすぐ繰り返してしまう犬は、
アレルギーを疑った方が良いそうです。

低アレルゲンのドッグフードに変えれば、
症状を抑えられるかもしれませんね。

垂れ耳の犬(ダックス、レトリバーなど)は
耳の形なので、変えられないのが可哀想な所です。

耳の中は暗くて湿っているし、
通気が悪くて適度な温度だし、
それでいて菌が入りやすい。

まさにダニや菌にとって快適な環境です。

さらに犬を散歩に連れて行くときに、
原っぱで駆け回ったり寝転んだりするのが
大好きな場合には、野外のダニ・ノミが
入り込みやすい習慣です。

外耳炎を放置するとどうなるの

外耳炎は放置して治るということは
絶対にありません。

外耳の炎症が内耳まで広がると、
内耳炎にレベルアップします。

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痛みもひどくなり、
平衡感覚や聴覚にまで
影響してしまいます。

更にばい菌が奥まで入り込むと、
全身の麻痺や嘔吐に
発展してしまうことも!

ここまで進行した病気は内耳炎と言い、
治療がとても難しくなってしまいます。
恐ろしいですね・・・

何より、掻いても掻いても痒くて
痛いままの犬がかわいそうです。

犬は自分では
どうすることもできないので、
早期発見や予防が大切です。

発見が遅くなると
それだけ強い薬が必要ですし、
何度もぶり返すことになります。

長く掛かっても必ず治る病気なので、
長い目で見てしっかり根元から治療しましょう。

外耳炎を予防するためにできること

予防と早期発見には、
定期的な耳のケアがカギとなります。

普段から飼い主の目と鼻を使って、
耳の様子を点検してあげます。

耳そうじをする

耳そうじの頻度は月に一回程度でOKです。
やりすぎると逆に耳の中が荒れてしまいます。

10年前は「耳そうじは綿棒で優しく・・・」
なんて言われていましたが、
今は綿棒は使わない方が良いです。

犬の耳用クリーナーをコットンにひたして、
耳の穴を優しく拭き取るのが一般的です。

注意点としては、
耳の奥までそうじの必要がないので
奥までコットンを入れないことです。

耳の奥の汚れが気になったら、
病院やサロンで千円も掛からずやってくれます。

奥まで入れると愛犬もびっくりしますし、
耳を傷つけてしまう恐れがあるからです。

ここで、分かりやすい耳そうじ動画を
ご紹介します。コットンで拭く方法。

イヤがらないために、
ご褒美を使うポイントも解説されています。








イヤーローションで洗浄する方法。初めは耳の構造についてのお話なので、2:00~から耳そうじが始まります。









どちらも片耳10秒ほどで終わります!
できれば子犬の頃から慣れておくと、
ケアも継続しやすいでしょうね。

耳の毛を抜く

耳ケアとしてもう一つ
気に掛けてあげたいのは、
耳に生えた毛。

特に長毛の犬種の場合、
毛が耳の中を刺激して痒そうだな・・・
と思ったことはありませんか?

この刺激も外耳炎の
原因になってしまうので、
毛を抜いて予防する方法があります。

万が一肉を挟んだりしないよう、
ピンセットではなく指で抜いてあげると良いです。

これも「難しい」と少しでも感じたら
医師に相談してみましょう。

耳毛は異物から耳を守る働きもするので、
取り過ぎないよう加減していきたいですね。

耳に異物(水)を入れない

人間の耳から鼓膜までの
道(外耳道)はほぼ平坦で、
奥まで異物が入りにくい作りになっています。

に対して犬の外耳道はL字型になっています。

簡単に説明すると、
異物が入りやすく取りづらいのです。
特に水が入った時は大変です。


耳の穴からいきなり垂直の
落とし穴になっているので、
水が溜まります。

人間は頭を傾ければ水が出ていきますが、
犬は無理ですよね。

水がたまったまま放置すると
外耳炎や中耳炎の原因になります。

こんなことにならないよう、
普段からお風呂や水遊びの時は
シャワーなどを頭からかけないような
注意が必要です。

清潔な環境を整える

外耳炎の大きな原因である、
ダニ・ノミ・ばい菌は不潔な場所が大好き。

飼い主の服に付いていた
ダニが犬に感染してしまうことも。

定期的な掃除はもちろんですが、
普段から部屋の風通しを良くして、
防虫対策をします。

ダニの温床になるカーペットは
こまめに干すと殺菌効果があります。

畳もダニが繁殖しやすいですが、
ダニ捕りシートが本当に効くので
オススメです。

まとめ

今回が犬の外耳炎について書いてきました。

耳の病気ですが、予防策は定期的な観察と
耳掃除が効果的です。

定期的な耳掃除ができれば、
耳の中を清潔に保つ事ができるし、
犬に対して痒みのつらさを
味あわせる事なく生活できます。

そうする事で、
治療費や医療費もかかりませんし、
病院に通う時間や手間もなくなります。

何よりも犬が体調不良になった時に
途轍もない不安に襲われる事はありませんか?
そんな不安からも解放されて精神的に安定します。

精神的な安定は、睡眠の質が向上します。
睡眠の質が向上すれば、
健康にもなるし、美肌効果もあるし、
仕事もテキパキとこなせるし、
毎日が楽しく過ごす事ができます。

犬の耳掃除ができるだけで
生活の質は間違いなく良くなります。

逆に耳掃除がおとなしくできないと、
耳の中に菌が繁殖して外耳炎になります。

すると病院へ通わなければならず、
時間とお金が定期的に奪われていきます。
外耳炎は長期化する事があるので、
出口の見えないトンネルを歩くように
いつまでも通い続ける可能性もあります。

すると精神的にも不安に襲われて
夜も眠れなくなります。
睡眠が浅い状態ですね。

睡眠が浅い状態では、
疲労回復できないので、
寝ても疲れが取れない状態が続き、
日中もイライラすることも。

つまりお金や時間だけでなく、
精神的な安定も失う可能性があります。


では耳掃除をやらせてくれるには
どうしたら良いのかというと、
しつけが必要です。

なぜかというと、耳掃除ができないのは
暴れたり、嫌がったりする事が
原因ではないでしょうか?

おとなしく耳掃除をさせてくれるには
しつけをすれば良いのです。

おとなしくしている事は、
マテをしてる事と同じです。

つまりマテができれば耳掃除はできます。

こんなことを言うと
「待てと耳掃除は別物だろ」と言う
意見があると思います。

確かに別物ですね。
片方はしつけのコマンドで、
片方は体のケアですから。

ただし、共通しているのは
誰が指示を出していますか?と言う部分。

もっとわかりやすく言うと、
飼い主さんは誰ですか?と言うことです。

待ても耳掃除も結局は飼い主さんが
することですね?

つまり飼い主さんの指示に
従うようになれば、待てもできるし、
耳掃除もさせてくれると思いませんか?


犬のしつけというと、
無駄吠えを治すとか、
噛み付かないようにするとか
悪いことを治すイメージだと思います。

実際には健康を保つ役割もあるんです。
だからこそ、犬のしつけを活用するべきです。

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